スマオブ、初の福岡遠征。┃ミュージックプラザ・インドウ(2021.08.01)

2021.8.5

2021年8月1日(日)、スマオブが初となる県外遠征を敢行。大分発のアイドルユニット・SPATIOとともに、天神(福岡)のCDショップ・ミュージックプラザ・インドウでのインストアライブに臨んだ。

 

6月にデビューライブ「ReaNity vol.1」を終えたばかりの彼女たち。ペンライトを手に席で待つスマオブファンを前に、サポートメンバーなしの4人が姿を現した。

 

オープニングナンバーは「Dear my friend」。力強いステップを踏み、センター・門間るのわが歌い始めると同時に、不揃いのペンライトが思い思いの弧を描きはじめた。

 

ReaNity vol.1の終演後、ファンの総称について話題が沸騰。ファンがアイデアを出し合いながら生まれた「ピクセル」にとってのデビューライブらしい一幕だった。リーダー・朱羽あおいのマイクトラブルがありながらも、持ち前のパワフルな声量と歌唱力でカバーした。

 

その後のMCでは、全員が「楽しみましょう」と口を揃え、それに応えるように客席からは「福岡初ライブおめでとう。ピクセル一同」というメッセージボードが掲げられた。これに感極まったあおいが涙を流し、「ちょっと、泣かさないでください!」とるのわがフォロー。会場はあたたかい空気に包まれた。

 

ここから「想いのカケラ」へ。長崎県の飲食店を応援するプロジェクトバイローカル長崎のテーマソングとして使用されているこの曲で、暮らしに溢れる当たり前の幸せをメロディに乗せた。会場にいた全員が、パフォーマンスの合間に顔を見合わせて笑みをこぼす彼女たちの歌声に酔いしれた。

 

感染対策のために頻繁に換気を行っていた店内。自ずと増えるMCでは、福岡遠征の話題に。しっかり者の新メンバー・美咲まのんがあおいの荷物チェックをしたというエピソードが話された。その後、新曲「華夏日」の前振りへ。ここで夢歌りあるが早々にネタバレするというハプニング。「今のMCはなかったことにする」という荒業で乗り切った。

 

初披露となった「華夏日」は、空を見上げる表現からスタート。ダンスやメロディの随所に花火の煌びやかさを連想させる一方、いつかは夜に溶けて消えてしまう…そんな儚さも孕んでいた。長く伸びたあおいの歌声が高く打ちあがった瞬間、4人が大きく花開く。圧巻の表現に会場は静まり返った。

 

その後、まのんが2021年8月8日(日)に行われるReaNity vol.2の告知を行い最後のナンバーへ。2回目のライブで定番と言えるかはさておき、3rdシングル「帰ろう歌」を披露。終演後は共演したSPATIOのライブと、ピクセルとの交流を楽しんだ。

 

【セットリスト】
1.Dear my friend
2.想いのカケラ
3.華夏日
4.帰ろう歌

 

【次回ライブ情報】
ReaNity vol.2
日程:2021年8月8日(日) ※現在調整中<

場所:ホンダ楽器アストロスペース

出演:ZINGI/村上想楽/GOL☆HAF/Sundae May Club/長崎亭キヨちゃんぽん/スマートオブジェクト.

 

【スマートオブジェクト.】
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【編集後記】
初の福岡遠征。当日入りした僕ともりきちは、高速道路で大雨に見舞われ気分はガタ落ち。しかし福岡県に入った途端、太陽が顔を出しました。噂には聴いていましたが、神様仏様あおい様です。チェキ用に油性ペンではなく水性ペンを買った犯人は僕でした。(ちょーの)